ちょっぴりSF風味というか、
最後の最後までまったく展開が読めない作りこまれた話です。
読み終わり、結末とオチを知った瞬間衝撃を受けました。
ほんと、これは、「西澤ベスト一位」を獲得した小説です。
よもすれば七回死んだ男よりも好きです。
神のロジック 人間のマジック 西澤保彦
ちなみに人間は「ひと」と読みます。「にんげん」ではなく。
文庫本ですね。いつもの通り
あらすじ
ここはどこ? 何のために? 世界中から集められ、謎の<学校>で奇妙な犯人当てクイズを課される<ぼくら>。やがてひとりの新入生が<学校>にひそむ”邪悪なモノ”を目覚めさせたとき、共同体を悲劇が襲う――。驚愕の結末と周到な伏線とに、読後、感嘆の吐息を漏らさない者はいないだろう。傑作ミステリー。
とにかくこれはしてはいけないネタバレ、といいますか、
話すことすべて致命的なネタバレになりそうで怖いので
あえて何も話しません。
とにかく私が紹介した本の中で一番読んでもらいたい本です。
そして何度も読んでほしい。
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