忍者ブログ
ただの読書日記です。
05 . May
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

28 . May

この本もまた父の本棚から拝借してきました。
いつか凍える牙も書きたいです。読んだので。
これは今日読みました。暇人ですほんと。

「6月19日の花嫁」 乃南アサ
平成三年に新潮文庫より刊行だそうです。
文庫本ですね。

あらすじ
私は誰――? 6月12日の交通事故で記憶を失った千尋。思い出したのは、一週間後の19日が自分の結婚式だということだけだ。相手は一体、誰なのか。”自分探し”を始めた千尋の前に、次々と明かされる予想外の事実。過去のジグソー・パズルは埋められるのか……。「結婚」に揺れる女性心理を繊細に描き、移植の結末まで一気に読ませる、直木賞作家のロマンティック・サスペンス。

ですね。本当に一気に読んでしまいました。
大体、一時間半ほどかかりました。ページ数は大体350とちょっと位ですね。
面白かったです。特にラストが。
続きは感想です。ネタバレです。

 



一行が結婚相手だという事も、雅美が悪役という事もお見通しさ!
ということで以上の二つは予想できることです。トモヨかあいい。
一行のちょっぴり変態ちっくな、それでいて切ない一人語り大好きです。
二つの視点から描かれる記憶喪失の物語。
千尋の過去も予想できませんでしたし、特にラストは予想外!でした。
やばかった。おいおい、まじでか?みたいな冒頭に戻るんかいみたいな。
それでも最後の最後、千尋の「でも、私は忘れない!」は素敵でしたね。
どんな言葉よりも説得力があり納得させられる言葉です。
様々な人々との交流があり、お世辞にも好印象とはいえない過去を持つ千尋と、
変態ちっくな一行のコンビすきですね。
とはいえ、続編はぜひ書かなくていいです。
あのエンドは最高だから、そのあと千尋と一行はどうなるかということは読書が好きなように考えていいのでは。
ていうか、と、と、トモ、ヨ………!
おまえ可愛いよ!
PR
NAME
TITLE
TEXT COLOR
MAIL
URL
COMMENT
PASS   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
この記事にトラックバックする:
Powered by NINJA BLOG  Designed by PLP
忍者ブログ / [PR]