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ただの読書日記です。
05 . May
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28 . May
ちょっぴりSF風味というか、
最後の最後までまったく展開が読めない作りこまれた話です。
読み終わり、結末とオチを知った瞬間衝撃を受けました。
ほんと、これは、「西澤ベスト一位」を獲得した小説です。
よもすれば七回死んだ男よりも好きです。

神のロジック 人間のマジック  西澤保彦
ちなみに人間は「ひと」と読みます。「にんげん」ではなく。
文庫本ですね。いつもの通り

あらすじ
ここはどこ? 何のために? 世界中から集められ、謎の<学校>で奇妙な犯人当てクイズを課される<ぼくら>。やがてひとりの新入生が<学校>にひそむ”邪悪なモノ”を目覚めさせたとき、共同体を悲劇が襲う――。驚愕の結末と周到な伏線とに、読後、感嘆の吐息を漏らさない者はいないだろう。傑作ミステリー。

とにかくこれはしてはいけないネタバレ、といいますか、
話すことすべて致命的なネタバレになりそうで怖いので
あえて何も話しません。
とにかく私が紹介した本の中で一番読んでもらいたい本です。
そして何度も読んでほしい。
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28 . May
短編集ですね。
解体される話ばっかりという、
デビュー作にしては過激な題材ですがすごく面白いです。

解体諸因  西澤保彦
95年に講談社から刊行されたようですね。
私が読んだのはやっぱり文庫本。ほとんど文庫本。

あらすじ
六つの箱に分けられた男。七つの首が順操りにすげ替えられた連続殺人。エレベーターで16秒間に解体されたOL。34個に切り刻まれた主婦。トリックの限りを尽くした九つのバラバラ殺人事件にニューヒーロー・匠千暁が挑む傑作短編集。新本格推理に大きな衝撃を与えた西澤ミステリー、待望の文庫化第一弾。

最近買ったものなので第11刷…!くそう。
短編集ということで感想を書くにもなんだかアレですし、
短いのでしていいネタばれとしていけないネタバレがわからないので
(私がしているネタばれはほとんどしてはいけないネタバレですがね・・・・)
とりあえず一番好きな話を紹介します。
「解体守護」
という話で、エグエグな殺人事件の話ではなく、
なんだか心がほこーっとする話ですね。いい話です。
女の子がかなり共感できるかと。
28 . May

一風変わったミステリをお書きになる西澤さんの登場です。
この本は私の中でも西澤ベスト(勝手に命名)の中で上位三位に入るほどの作品です。
あくまで私の中でですが。

七回死んだ男 西澤保彦
95年講談社ノベルスより刊行され98年に文庫本でも刊行されようです。
私が読んだのは文庫本ですね。

あらすじ
どうしても殺人が防げない!? 不思議な時間の「反復落とし穴」で、蘇る度に、また殺されてしまう、渕上零冶朗老人――。「落とし穴」を唯一認識できる孫の久太郎少年は、祖父を救うためあらゆる手を尽くす。孤軍奮闘の末、少年探偵が思いついた解決策とは? 時空の不条理を核にした、本格長編パズラー。

本編は約350ページほどです。
とはいえ、かなり複雑に作りこまれている傑作ですから幾度読んでも飽きる事なしです。
一言言いたい。「世史夫さん、可愛いよ君!」
続きは感想です。ネタバレネタバレ。

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