家にある父の本を漁っていたところ、映画化された「天使の牙」を発見したので読みました。
本当は昨日呼んだんですが、夜更かしして呼んだため書く気になりませんでした…。
とりあえず「新宿鮫シリーズ」もあることですしストックはしばらくある!
ということで、本題です。
「天使の牙」上・下 大沢在昌
97年にカッパ・ノベルスとして刊行したものを平成十年に角川文庫として出版したようですね。
文庫本バージョンです。
あらすじ(上)
覚醒剤に替わり、日本全土を脅かす新型麻薬アフター・バーナー。その元締<クライン>を牛耳る独裁者君国辰郎の愛人神埼はつみが逃亡した。はつみは組織内部の事を知りつくしていた。そのはつみが警察に保護を求めてきたのだ。連絡を受けた保安二課長・芦田は、<クライン>壊滅の切り札として護衛・移送をすることを決める。この極秘指令を受けた男まさりの女刑事明日香は、はつみとホテルで接触するが、ヘリからの銃撃を受け二人は瀕死の重体に。だが、奇跡は起こった――!
あらすじ(下)
犯罪組織<クライン>の独裁者君国の愛人はつみの身体と女刑事明日香の精神を持つアスカは、己だけを信じて決死の囮を演じていた。組織は警察内部の通報者を使い、次々と殺戮の罠を仕掛けてくる。アスカを守るのは、明日香の元恋人・仁王こと古芳ひとり。だが、古芳はアスカの精神が明日香であることを知らない。一方、アスカは古芳が組織の内通者である疑いを捨てきれない。不協和音が生じた二人にさらなる刺客が……!
てな感じですね。
続きは感想になりますが、ネタバレしまくり注意。